ぎゅぎゅっとてんこ盛り : 第8回 中村武宏さん

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各分野の最先端の方々にお話をお聞きするインタビュー企画。今回は次世代の通信システム「5G」についてNTTドコモの中村さんにお話をお聞きしてきました。

 
 

—高速大容量、低遅延、超多数端末接続で一層便利な世の中を支える5G—

 
 

ーー ドコモでは、2020年に向けて、さらに高速・大容量なMBB(Mobile Broad Band)や、あらゆるモノが無線でネットワークに接続するIoT(Internet of Things)のような新しいサービスを実現可能とする、第5世代移動通信システム「5G」の研究開発に取り組んでおられますが、いつごろから5Gの研究開発に着手されたのでしょうか。

 

中村 2010年くらいからです。新たな世代の通信システムの開発には10年ぐらいかかるので、4Gが普及しLTEが導入された辺りから検討し始めていました。

 

ーー 5Gによってどのようなことできるようになるのでしょうか。

 

中村 5Gは高速大容量、低遅延、超多数端末接続という特徴をもち、中でも高速大容量はキモで、最優先に取り組んでいます。4Kや8Kなどの超高画質な映像が増えており、より高速化や大容量化を図らなくてはなりません。そのため、4K8Kの映像のやりとりが予想される2020年のオリンピックとパラリンピックを1つのマイルストーンに設定しています。5G では高精細で綺麗な映像を送ることができるため、高速大容量性の能力を遺憾なく発揮できるでしょう。
 低遅延も面白い点で、はじめは低遅延にあまり大きな需要があるとは考えていませんでした。しかし現在、KOMATSUさんと建設機械の遠隔操作や、ロボットの遠隔操作の実験をしていて、遅延の少なさや、このような使い方ができるということを示す先行事例としても他に5G実証実験を検討している方々に良い影響を与えています。
 最後に超多数端末接続は、現在のLTEでもできているので、当面はLTEを活用する予定です。

 

ーー 5Gは4GやLTEと比べ、性能にどれほどの違いが出てくるのでしょうか。

 

中村 開発当初は、伝送速度の性能としてLTEの100倍、容量はLTEの1000倍、低遅延ではLTEの1/10倍、という目標を実現させるため研究開発をしています。
 5Gは新たな無線システム、ネットワークシステムなので、どのような技術を使えば目標を達成できるかを考える必要があり、技術的にチャレンジングな課題もありました。方向性に目処がたったところで、実用方法について様々なアプリケーションの実証実験をしているという状況です。

 

ーー 他社と比較して、技術的な有意差はありますか?

 

中村 あらゆる分野に先んじて世界をリードして検討してきたので、技術面や仕様に関しては他社さんよりノウハウを持っています。ただ、5Gは2020年に導入した後も拡張を行わなくてはなりませんが、性能をあげる点では一日の長はあるでしょう。より良いものを導入し、使う能力には長けていると自負しています。

 

 
 

—実験の中で見えてきた多くの可能性と期待—

 
 

ーー これまで実施した実証実験はどのようなものですか。

 

中村 最初の2.3年ほどは無線技術レベルでの実験を行い、5Gを盛り上げるため2014年から無線の基本的な技術の実験をベンダーさんと組んで実施してきました。我々は、ものづくりはしないので、実際の装置はベンダーさんにお願いしています。我々の基本となる無線システムに、様々な業界のアプリケーションをつなぎ、実際にどのような状況で動かせるかを実験し、それをアピールするために展示も積極的に行っています。

 

ーー 連携している業界を教えてください。

 

中村 自動車関係、建設業、エンタメ、ゲームなどあらゆる業界と連携させていただいています。また、医療系に関しては和歌山の県立医科大学さんにご協力いただき、遠隔診療の実証実験を行いました。
 最近、我々のR&Dとしての試みとして、お客様にお声かけをして パートナーを組んで様々なことをするために、「5Gオープンパートナープログラム」を始めました。現時点で1300社程度(インタビュー時点)集まって、サービスを編み出して創造するため前衛的に活動しています。

 

ーー 5Gと組み合わせると面白そうだと考えるものはありますか?

 

中村 高速大容量が1つのポイントなので映像を使ったサービスですね。エンタメ系は当然ながら、建設機械やロボットなどを遠隔操作する場合にも高精細な映像が使われていますからね。
 また低遅延性は遠隔操作系だけでなく、インタラクティブゲームにも活かすことができます。e-Sportsのプロのゲーマーは遅延にとても敏感で、少しでも遅延があるとプレイに影響がでてしまいますので低遅延は重要です。ゲームに低遅延を生かすことでハイレベルなインタラクティブゲームができるような環境を提供できるかもしれませんね。

 

ーー ここまで様々な実証実験をやってきたかと思うのですが、 想定外のことはあったのでしょうか。

 

中村 予想以上にみなさまにご期待いただいており、皆さん自ら5Gを活用したチャレンジをしていただけているという点です。 ただ今までは打ち上げ花火的に開発をしてきたので、良い部分は伝わっていますが、リアルな環境はもっとシビアです。5Gの性能がそれほど出ないケースも沢山ありますので、今後は実際の性能をしっかり検討しなくてはいけないです。

 

ーー どのような場面で思うように性能が出なかったのでしょうか。

 

中村 屋内や、動かないものを対象に実験を行う場合は、電波状況のいい場所を選べるので特に影響なく実験ができます。しかし、場所によって性能が変化するため、物陰に隠れていたり距離が離れるといった場合には性能が落ちてしまいます。まだ実験はできていないのですが、ユーザー数が一気に増えると、当然性能が落ちてしまいます。
 以上の点は十分に検証ができていないので、これらを踏まえてアプリケーションをどの様にすべきかを早めに企業さんに検討いただく必要があり、これが非常に大きな課題となっています。

 

ーー 5Gに対するユーザーからの反応はいかがですか

 

中村 これまでやってきたパートナーさんからの反応はとても良いです。当然ながら高速なので、4Kは100枚程度、8Kは数十枚を同時に伝送できる能力を持っていますので、この点は特に皆さんに体感していただきやすいですね。ただ実験の範囲では問題なく稼働していても、スタジアムなどで実用化となるとユーザー数が一気に増えますので、その状況で本当に動かすことが可能かは、今後実用化に向けて様々な実験を試していきたいです。

 

ーー スタジアム以外にも、実験したい場所や環境などはありますか?

 

中村 都市部の路上や商業施設、屋内などのあらゆる環境で、もっと多くの実験がしたいです。ビルや人の少ない郊外の田舎などで、どれくらい飛ばすことができるのかというような実験をしなくてはなりません。
これまでの実験環境としては、都市部や屋内、ドコモR&Dセンターの施設付近で実施していました。 最近では、お台場や東京スカイツリーなどで、屋内外での実験や、車で走りながら接続できる試験環境の準備をしています。ここまでの実験で、性能が出なかったものもあるので、改善方法も模索しなくてはなりません。

 

 
 

—実用化や展開に向けての取り組み—

 
 

ーー 実用化に向けて、やらなくてはならないことはありますでしょうか。

 

中村 よりリアルな実験環境と、必要な準備を整えなくてはなりません。また、様々な業界の方と組んでいますが、それぞれビジネスモデルを明確にしなくてはなりません。商業化にあたり、我々の無線システムを安定した状態で提供でき、かつ海外に行っても繋がるようなローミングについても様々な場面で試験的な可動をすることも考慮しなければなりません。やらなくてはいけないことはたくさんあります。2年はあっというまですよね。

 

ーー 優先的に取り組んでいることとかありますか?

 

中村 我々研究所としては先を見たリアルな環境で、実際の性能について基礎的な部分を探求しなくてはならないと考えています。また、5Gは開発フェーズですので、6Gとまでは言いませんが、5Gのさらなる発展形のようなものを研究し始めなくてはならないですね。

 

ーー 発展形とは、どのようなものとなるのでしょうか。

 

中村 5Gの導入の際に、様々な問題が起こるので、それらを改善したものになります。現在は、5Gに高めの周波数帯を使おうとしているため、物陰に隠れた際に電波の性能が落ちることが予想されます。そうした時に、どのようにサービスを提供するか、現状の問題を明らかにして解決策を見出す必要があります。
 また、5Gで設定した速度や遅延などの様々な性能を、さらに引き上げたいですね。高速性、低遅延性、超多数端末接続については個々に考えていましたが、組み合わせの可能性についても考えなくてはなりません。今後何でも実現できるようなユースケースも出てくるかもしれませんが、今はそこまで対応できていません。対応しようとした時に改善するべき点は沢山見つかるでしょうね。

 

ーー 開発のスピード感が早くなっていっている印象を受けますがいかがでしょうか。

 

中村 我々が良いシステムを提供すると、それを使った良いサービスを他業界の方が提案してくれます。そのスピード感が加速度的にどんどん上がっている感覚はあります。お客様に提供するサービスの質をより向上させていくために、我々も加速度的に対応していかなくてはいけないですね。

 

ーー 新しい基地局が必要になるのでしょうか?

 

中村 新たな周波数帯を使うので、新しいアンテナを設置する必要があります。信号処理部分などに関しては共通化が期待できるのですが、アンテナに関しては既存のものを使うと高い周波数帯には対応できない場面もあります。また、設置の仕方もこれまでにないような工夫をしなくてはならないです。

 

ーー 世界的に展開するまでのタイムスケジュールはいかがでしょうか?

 

中村 2020年にいきなり5Gが普及することは、日本国内でもまず無いでしょう。本格的に普及するのは2020年代の中頃になると考えています。5G普及のタイミングは、アメリカも韓国も気合を入れていますが、日本もそれと同じか少し早い普及になる可能性があります。一方アメリカは国土が広いので、広範囲での普及には時間がかかるでしょう。ヨーロッパに関してはLTEですらまだ十分に普及していませんので5Gの普及は遅いかもしれません。

 

ーー 普及に対して、日本と海外での取り組みの姿勢に違いはありますか?

 

中村 研究開発レベルではどの国でも集中してやっています。世界中で5Gのイベントが行われていて、事前準備的に世界中で盛り上がっています。実際の導入にはお金がかかるので、そこでスピード感に差が出る可能性はあります。ヨーロッパ勢はオークション費用のため、オペレーターは普及にかなり慎重になっているということはよく言われる話ですが、本当のところはあまりよく分かっていません。

 

 

ーー -昨年末に標準化の議論が一段落したとのことですが、それを受け、開発において変化した点などはありますでしょうか。

 

中村 標準仕様ができることによりベンダーさんの本格的な開発が可能になったので、今後さらにスピードアップするでしょう。
 我々もベンダーさんと一緒に開発をしている状況ですが、5Gシステムに対して、どのようなセッティングやパラメーターが適しているかなどの詳細を前提にした、踏み込んだ検討ができるようになります。
 また、商用化する上では、性能と資金の関係性についての検討もベンダーさんと議論しながらすすめています。

 

ーー 2020年までにどのようなことをしてゆくのでしょうか。

 

中村 色々とやるべきことはあります。試験から実験、サービス開発などビジネスモデルの開発を含め全てです。
 2020年に全てを揃える必要はないのですが、サービスインをしてそのまま終わるというわけではなく、その後の方が大切だと考えています。本格的な5Gは2020年の後に展開され、拡大・発展をし続けるために継続的に検討しなくてはなりませんからね。

 

ーー オリンピックでの活用について検討はされていますか?

 

中村 検討はしています。ただ、オリンピックのためというよりも、既存のLTE上にあるサービスの延長で、5Gを使うことでより快適になるかを検討しています。これがそのうち5Gのキラーサービスになっていくことがほとんどでしょう。
 また、2020年に一部の場所で5G が使えるようになるだけなので、その他の場所は4Gでの稼働が大前提で、5G エリアに入ると機能が向上するようなサービスでなくてはいけないでしょう。一方で我々も、マーケットの感覚や状況を踏まえながら、5Gのネットワークや能力を活かした新たなサービスを展開について考えています。

 

—新たなサービスが発展していくための礎となる5G—

 

ーー 移動機として注目する形のものは何でしょうか。

 

中村 メガネ型端末に注目しています。ヘッドマウントディスプレイのようなゴツいものではなく、普段みなさんが日常で使用しているメガネ型のもので、そこにARのように付加的な情報が出てくるものに注目しています。プロモーションビデオの中に出てくる、テニスの試合を見ながら様々な情報が出てくるようなものです。

 

 

 この端末が実現できれば、エンタメだけではなくビジネスとしての可能性も広がるでしょう。例えば工場では、メガネをかけることで、様々なパーツの情報を入手したり危険回避に使えるなどのソリューションがあります。他にも、スマホを見ることなくメガネから情報を得られたり、人と会った時にその人の名前や情報が出てきたらいいですよね。このような透過型のARは色々と活用の可能性があると考えています。
 ウェアラブルということで服も通信機能を持ったら面白いですね。健康関係の情報やその他の情報を出したり、スポーツの場面ではセンサーデータで選手の状況がリアルタイムに分かれば様々なことができるようになるので期待しています。試合の観戦などでも、情報が無いまま見ていてもよく分からない場面でも、最近はテレビ画面に沢山の情報が出てくるので何が起きたか分かるようになりました。ここに分析ツールが加わればもっと面白く観戦ができます。また、リアルタイムに吸い上げた情報を分析し観客の方に見せたりするだけでなく、コーチの分析や戦略にも使えるので、そのようなニーズはとても高くなるでしょうし、サービスの発展性が高いと考えています。
 これらのサービスを支える礎として5Gは欠かせないものになると考えています。オリンピックはスポーツの新たな観戦方法などを開発する上で、試験に適したタイミングと考えていますが、システムを提供する場合は安定したものではなくてはならないので、準備が必要ですね。

 

ーー 5Gが整備された後の社会はどのようになっていくと思いますか。

 

中村 皆さんはもう有線は嫌ですよね。どこにいてもインターネットに繋がっている必要性は以前にも増していますよね。車もコネクティッドカーと言われるようになり、あらゆるものが繋がっていることで新しいサービスが生まれるので、今の我々が想像できないようなことが可能になるでしょうね。
 現在5Gをベースにしてこれまで考えてきたソリューションを何パターンかお見せしていますが、それを参考に自社の製品と組み合わせると面白いと提案をしてくるような我々だけでは考えつかないアイデアが出てくることを期待しています。我々も検討の種を探していて、それを社内外に見せて新たなサービスの開発を促進しているという状況です。

 
 

—色々な業界とともに新たな価値を協創する必要性—

 
 

ーー 開発のためにアイデアが大切なのですね。

 

中村 私も過去に「5Gで何がしたいですか?」と言う質問をしたことがありましたが、何もない状況だと5Gの実態が掴めないのでアイデアが出ないんですね。一応、高速大容量・超多数端末・低遅延だとか説明をするのですが、これらの説明を聞いただけでは分からないんです。何をすればアイデアが出るようになるかと言うと、ある程度のイグザンプルがなくてはならないので、それを今まで作ってきました。
最初は、5Gがどのように使えるかのアイデアソンから始めました。そのアイデアを具現化する必要もあったので、物を作っていただく企業の募集もしました。
 それらを通して開発したデモ機器を展示会に出展し、見ていただくことでイメージが湧きやすくなったと考えています。他にも、東京スカイツリーにPLAY5Gという常設展示場もオープンし、一般ユーザ向けに伝わりやすい楽しい内容の展示をしています。来ていただいた方にはアイデアやご意見をポストイットに貼っていただいているので、何かアイデアがある方はお願いします。具体的にマーケットに起こすのは専門家がやることなので、まずはアイデアが欲しいです。
 色々な方に協力していただいて物を作っているので実現は可能です。協力いただいているパートナーさんも、別の観点からのアイデアには飢えているのではないでしょうか。

 

ーー 現在の5Gは多くの方々の知識の集約がなんですね。

 

中村 ドコモでは既存サービスの成長に加え、「+d(プラスディー)」という、パートナーさんと新たな価値を協創するポリシーがあります。私も色々な業界の方々との協力が不可欠だと考えています。学生さんなどの意見もどんどん取り入れて、アイデアがあればものづくりができるようなパートナーさんと組んで色々試してみたいですね。5Gは今まで使っていただいていた業界や範囲だけではなくもっと広がりを持ちたいですし、質も量も向上させ、すごいことに使っていただきたいです。

 

ーー 他のキャリア会社と組む必要性などはありますか?

 

中村 利益以前に公共的な面での整備は協力していかないといけないでしょうね。安心安全性や人命に関わることなどの整備は、ビジネスというよりは公共ですので、協調領域として皆さんですすめるべき問題だと認識しています。

 

ーー ビジネスモデルの展開はどのような想定をしているのでしょうか。

 

中村 スタジアムで高精細な映像を扱うソリューションなど、色々とやりたいことはあります。適切な料金で皆さんに使っていただけて、我々としても利益になるようなモデルを検討をしなくてはなりません。お客さんにとっては5Gを使おうがWi-Fi を使おうがLTEを使おうが関係ないのですが、結果として5Gを使った方が良かったとなるような体感を生み、いかにお客様により良いものを見せられるかどうかが重要ですね。また、それが体感できる環境を我々は提供しなくてはなりません。そのための試みがスカイツリーの常設展示場だったりします。ゴールデンウィーク中は多くの人に来ていただき、かなり楽しんでいただけたようで、お客さんの反応も良い感じでした。

 

 
 

—地方と都市部でのギャップを減らしサービスを提供するための解決方法—

 
 

ーー 5Gの都市部以外での相性はいかがでしょうか。

 

中村 5Gは、地方創生というような観点で、いかに都市と地方のギャップを減らすかという課題を解決するものとしても期待されています。いかに地方に情報を送り、使っていただくかがキモになります。ただ我々としてもそこにビジネスがないといけないので、地方はなかなか難しい点もあります。そこを上手くアイデアでフォローして、地方の方にも都市部に近いサービスをリーズナブルに提供でき、我々も収益をあげられるような、 win-win の関係を作れるかどうかというのは非常に重要な課題です。

 

ーー 地方と都市部で、受け入れ態勢の差はあるのでしょうか。

 

中村 人によりけりではあるのですが、地方のご老人の方はなかなか新しいものを使うことが難しいですよね。年をとると最先端の機器などは使いづらいですので、そうした方も使いやすい最先端の機器や環境を提供できるかということは課題ですね。操作をするとなると途端に使いにくくなるので、理想としては箱を開けて置いておくだけで機能する物、例えば見守りポットなんかは良い例で、家電関係に全て通信モジュールをつけて操作することなく機能を発揮できるものを作らないとなりません。特に健康器具などは、そうした視点から検討している会社も沢山あるので、通信会社として協力したいと考えています。
 家にあるものであれば一箇所に集約して接続できるようになるでしょうし、IoTに特化した家が広まればよいのですが、田舎でこれを実現しようとするとなかなか難しいのが課題ですね。

 

 
 

株式会社NTTドコモ 5G推進室室長
中村 武宏

 

1990年 横浜国立大学 修士卒。1990年 NTT入社。1992年より、NTT DOCOMOにてW-CDMA, HSPA, LTE/LTE-Advanced, 5GおよびConnected Carの研究開発および標準化に従事。現在、(株)NTTドコモ 執行役員、5Gイノベーション推進室室長。
1997年よりARIBでの移動通信システム標準化に参加。2006年~2014年2月、高度無線通信研究委員会 モバイル・パートナーシップ部会 部会長。現在、5Gモバイル推進フォーラム企画委員会委員長代理。
1999年より、3GPPでの標準化に参加。2005-2009年 3GPP TSG-RAN副議長、2009-2013年3月3GPP TSG-RAN議長を歴任。
2016年よりITS情報通信システム推進会議 高度化専門委員会 セルラーシステムTG主査。