12月度OPEN SALON CiP開催のご報告

12月度OPEN SALON CiPを、12月8日(火)に開催いたしました。
下記、簡単ではありますが、ご報告いたします。

 
【概要】
・実施日:12月8日(火)17:00〜19:00
・会場:慶應義塾大学三田キャンパス北館ホール
・テーマ:「Industry4.0がもたらす東京発・未来生活2020」
・ゲスト登壇者:

脳科学者 茂木健一郎氏
トヨタ自動車株式会社 田口貴博氏
一橋大学名誉教授 石倉洋子氏
・モデレーター:

CiP協議会代表理事 中村伊知哉

 

以下、トークやセッションの内容から、印象強かったコメントを
一部ご紹介します。

 

【茂木健一郎氏】
シンギュラリティ、AI(人工知能)と人との共存など、茂木氏ならではの視点で語られました。

 

AIが苦手なものは、「ちゃらんぽらんなこと」「いろんなことが入り交じっていること」

「コミュニケーション」「新しいこと」。
シンギュラリティは必ず起きる。そのとき人はどうするか。
人のパーソナリティの力を重視すること。人の最大価値は、人間的個性を磨くこと。
そして、場づくりというか雰囲気の重要性。そこに人が集まってきて、るつぼのような、

何か起きそうなものがあると、日本人は力を発揮しやすい。

竹芝が、そういう場所になるといい。

 

【田口貴博氏】
田口氏は、i-Roadプロジェクトやくるま育など、未来プロジェクト室の試みをご紹介くださいました。

 

i-Roadプロジェクトにおいて、プロトタイプを試してくれたお客様から「i-Roadはとても楽しい」

という評価をいただきながらも、
「これでいいの? まだクルマ文脈でコミュニケーションしていない?」と、指摘を受けることも。
くるま育は、いちどは役員会で否決されたが、ワークショップコレクション等で

子供たちや親御さんから「子供がコンセプトを考える」という点に高い評価をいただいて、

結果、役員会で賛同を得ることができた。
製造業のトヨタだが、このような新たな試みを通じて、プロダクトだけでは手に入らないものを

お客様と共にみつけていき、それを会社へフィードバックしていくのが

未来プロジェクト室の役割だと考えている。

 

【石倉洋子氏】
石倉氏は、最初に自分は「フリーター」だと自己紹介。

組織に属さず新たな働き方を、自ら実践・模索していると語ります。

 

Industry4.0は、「第四の産業革命」と言ったほうがピンとくる。

社会全体が変わる、ということ。

大いなる可能性と、今までにない脆弱性がいっしょに出てくるだろう。

何が変わるのかというと、「働き方」「学び方」が変わると思う。

社会が大きく変わるとき、常に考え、自分の意見・ポジションを持ち、それをわかりや
すく説明すること、そして協働することが大事。
「どんな世界をつくりたいか、どんな未来をつくりたいか」
「自分は誰で、どこに行こうとしているのか」
この問いをいつも持っていること。
個を解放し、個を強くすること。組織は、個が実践から学ぶ機会を提供する。

個が強くなれば、組織は強くなる。
竹芝の街づくりは、竹芝の歴史をひもとき、そこから考えることも大事ではないか。

歴史をひもとけば、必ず他とは異なる、竹芝ならではのものが見えてくる。

 

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

2016年もまた、CiPならではのテーマ設定、そして時代の先をいく多彩なゲストをお迎えし、

さまざまな出会いの機会を創ってまいります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。